多くの人が、死んだ後はお墓に入るという意識が強いと思いますが、最近では、墓地や霊園を探すうちに疲れてしまったり、結局立派なお墓を立てても遺族が維持するのが負担になったりということで、散骨という選択をされる方も出ています。もちろん、愛着がある場所があるからと、本人が希望する場合もあります。散骨をするために、許可や手続きは必要ありません。現在の日本の法律では、合法でも違法でもないというグレーな状態であり、管轄する自治体もないためです。
しかし、私有地の場合は当然許可を得る必要がありますし、自治体によっては禁止されている場所もありますので確認が必要です。どのような方法で行うかで費用も異なってきます。全て自分で行う場合は、費用はかかりません。しかし、骨を砕くという行為は大変ですし、ましてや家族の骨を砕くのは精神的にもつらい作業であります。
そこで、粉砕を代行してくれる会社もあります。依頼する場合は、1.5万円～5万円ほどの費用が必要になります。陸地では制限が多くあるので、実際には海洋に散骨するケースが多くなっています。業者に依頼する場合は、5万円前後で行うことができますが、葬儀会社が提案するものはオプションなどがつき少し高くなるケースが多くなります。
また、チャーター機を借り空葬する場合は30万円以上必要になりますし、バルーンで成層圏まで打ち上げ破裂させるという宇宙葬は20万円程度必要となります。都内の納骨堂のことならこちら